3歳児オンライン英会話に挑戦する。～ネイティブキャンプキッズ編～

つんさんが英語に触れる機会を増やしてほしいので、オンライン英会話の無料体験に挑戦してみました。調べてみて初めて知りましたが、最近は子供向けオンライン英会話もかなり充実しており、体験といえどなかなか最初の１社に絞るのは苦労しました。数ある子供向けオンライン英会話のなかでも、「キャラクター講師がいる」ことが決め手となり、まずはネイティブキャンプキッズのオンライン英会話を体験してきたのでレポートします。

評価

キャラクター講師のおかげで人見知りせず話しやすい

子供のその日の気分に合わせてレッスン時間短縮可能

予約なしでも講師が空いていればいつでもレッスンを受けられる

子供の集中力維持と講師との円滑なコミュニケーションのためには親のサポートが不可欠

３歳児がまったく英語に触れずにいきなりオンライン英会話のみは難しい

オンライン英会話を始めたきっかけ

平成の一般的な義務教育課程を経験してきたちゃす＆ちゃす妻世代からすると、小学校から英語必修＆家庭によっては就学前から幼稚園や英会話スクールで英語に触れる機会が多い今の子供世代は未知の経験です。このままでは小学校入学時点ですでにある程度英語力に差があって、つんさんが英語嫌いになっては後々大変。。！との思いから、割と早い段階で英語に触れる機会を増やしていました。

リスト化するとかなり力を入れているように見えますが、実際はかけ流し程度で何か親が積極的に動いていたわけではありません。幸い毎朝４時台に起床するスーパー早起きつんさんの場合、朝イチで英語DVDを見せている間に親が隣で仮眠するなど、ちょっとした時間稼ぎに使っていた程度です。これまでもつんさんが自分で英語を話していたことはありません。

３番目の英会話Schoolですが、年齢的にも一人で参加しなければならないため、通い始めて４か月たちますが、いまだに入室時は大号泣のつんさん。

ちなみに、ちゃすがお迎えに行くとすごいがっかりした顔で泣き出すこともあったつんさん。

英会話School自体嫌いではないようですが、とにかく親と一緒が良い年頃です。そこで考えたのが、(おそらく)親も同席できるだろうオンライン英会話でした。

ネイティブキャンプキッズの特徴

ここからは、公式HP上の情報と実際に７日間の体験レッスンを受けた感想を交えてお伝えします。

１．２４時間３６５日レッスン無制限

世界１３０か国以上の講師がいるため、２４時間いつアクセスしても必ず講師が在籍しています。あとで説明するキャラクター講師はフィリピン、アメリカ、南アフリカにいるため、保育園に行く前にレッスンを受けさせたい場合でも比較的受けやすいと感じました。超朝型のつんさんの場合、４時台に起床後、７時までにはすべての準備が終わっているため、毎朝７時～または７時半からあらかじめ予約して受講しました。保育園前の元気な時間帯なので、比較的ノリノリで受けていたように思います。

２．キャラクター講師

ネイティブキャンプキッズの体験を選んだ一番の理由が、(おそらく唯一)ネイティブキャンプキッズが採用しているキャラクター講師です。体験時点では以下の６名のキャラクター講師がいました。講師本人の顔ではなく、キャラクターが出てきて会話してくれるので、つんさんは大興奮していました。テレビのアニメでキャラクターが一方的に話すのではなく、「キャラクターが自分と会話してくれる」というのはかなりポイント高かったように思います。また、つんさんの反応に応じてキャラクターが背景にハートを飛ばしたり、リアクションのアニメーションが流れるのも本人のツボにはまりました。初日にクマのTeddyと話した後、「あしたはきりんさん！」と嬉しそうに要求していました。

キャラクター講師というだけあって、子供向けレッスンに慣れている印象でした。つんさんが途中で飽き始めると、「今日はこれくらいにしておく？」「色あてゲームしてみようか！」など、柔軟に対応してくれました。

３．料金体系とファミリープラン

体験を受けた時点で、受け放題プラン(プレミアムプラン)は6,800円/月(税別)でした。親も英語を学びたい場合、プラス1,800円/月(税別)で追加できるのはありがたいですね。別途、毎日10分間だけのプラン(ちょこっとプラン)が2,709円で受けることもできます。つんさんの場合、１週間の体験でしたが、ものめずらしさもあり初日のみしっかり２５分受講し、その後は１０分～１５分ほどで集中力が切れてしまったので、正直子供向けにはちょこっとプランでも十分では、という印象を持ちました。

４．世界１３０か国以上の講師

もちろん英語を母語とするネイティブも在籍していますが、大半はフィリピンの方が多い印象です。キャラクター講師の中では、Luckyが米国出身、Giraffieが南アフリカ出身ですが、Luckyは予約が取りにくいうえ、予約に必要なコインも他講師の５倍なので、少々コスパが悪く感じます(プレミアムプランの場合、予約に必要なコインは有料)。フィリピン出身のキャラクター講師陣は発音もきれいでわかりやすく丁寧に教えてくれるので、つんさんの場合はネイティブにこだわる必要は感じませんでした。

３歳児がオンライン英会話をうける難しさ

１．集中力がつづかない

１レッスン２５分は３歳児にとっては非常に長いですね。つんさんの場合、冒頭１０～１５分程度が限界で、そのあとはPCの前に座っていられませんでした。自分の持っているおもちゃを講師に見せに行ったり(講師陣本当に優しくて、そのたびに英語でいろいろ質問して会話しようとしてくれます)、部屋中をごろごろして「ばいばい？ばいばい？」と強制終了しようとしたり。対面での英会話Schoolとは異なり、オンライン英会話の場合は、PCのカメラの前から消えてしまうと講師側もどうにもできないので(Come back~, Where are you~?といってくれましたが)、常に親が隣で気を引いたり引き戻したりする必要がありました。

２．多少の英語基礎は必要か

３歳児がオンライン英会話を受けようとする場合、多少なりともあらかじめ英語に触れた経験がないときびしいかなという印象を受けました。どの講師も最初はHow are you ? What’s your name ?から始めますし、「これを繰り返していってみて」「ロールプレイしようよ」といった指示は当然英語です。つんさんももちろんわからないので、となりで親が日本語をはさみながらサポートしますが、結果的に効果が半減してしまうのではないかとやや心配しました。逆に親が全く口出しせずに、１０分間集中して英語のシャワーを浴びせる目的で使うというのもありかもしれませんね。

３．親のサポート

集中力を維持させるにせよ、英語の仲介をするにせよ、受講中の親のサポートはある程度必要だと感じました。慣れてくれば、または年齢がもう少し上がれば、PCの前で子供一人受けさせていてもよいのかもしれませんが、あくまでつんさんの場合は親がつきっきりでないとなかなか難しいと感じました。逆にSchoolとは異なり、親が子供の受講風景を見守ることができるので、「え、こんなこと言えるの？」という新鮮な驚きを感じることができます。