育児休業7ヶ月間取得するにあたって~取得理由や周りの反応、引継ぎ、育休期間中にやりたいこと~

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2024年8月末に、第2子が誕生致しました。

第2子が生まれるにあたって、妻とも話し合い育児休業を7ヶ月間取得することに致しました。

今回は、育児休業を取得しようと思った理由や周りの反応、どのように引継ぎ等行っていったか等の実体験を紹介させていただきたいと思います。

共働き家庭が増えたことに伴い、男性の育児というのも昔よりもあたり前になりましたが、まだ育児休業を長期間取得するのは、一般的とは言えないため、取得したいけど、言いづらいという人もいるかと思いますので、どのような段階を踏んで育休を取得したか等参考になれば幸いです。

目次

育児休業取得理由

  1. 親のサポートを受けにくい状況であったから
  2. 帝王切開による出産のため、物理的にワンオペが難しかったから
  3. 出産直後に2人の子供を1人でみるのは、肉体的にも精神的に厳しいから
  4. 会社の制度が整ってきたのと、他の方も取得していたから
  5. 父母が育休取得してもつんさんの保育園の継続可能なことがわかったから
  6. 経済的な心配が少なかったから

1.親のサポートを受けにくい状況であったから

私も妻も関東圏出身なので現在の自宅からそれほど遠方というわけではないのですが、妻の実家は家業があるため忙しく、里帰り出産というのは考えられませんでした。

私の両親は定年退職して、比較的悠々自適な生活を送っておりますが、私の実家に行っても妻の気が休まらないため、里帰り出産はせずに、出産をすることになりました。

2.帝王切開による出産のため、物理的にワンオペが難しかったから

第1子(つんさん)の時も今回も帝王切開による出産でした。

つんさんのときは、新生児のみでしたのでまだ少しは体を休めることができましたが、今回は、つんさんに加えて第2子もおなかの傷が痛む状況下でみなくてはならず、また新生児を家に一人残して、つんさんの保育園の送り迎え等もしなくてはならなくなってしまうので、正直物理的に無理があると判断致しました。

今は昔に比べれば男性の育児休業も理解があるように思いますが、本当に昔はどうしていたのでしょうか?

3.出産直後に2人の子供を1人でみるのは、肉体的にも精神的に厳しいから

つんさんは人一番音や匂いに敏感で、赤ちゃんの時から寝れない子でした。(現在進行形ですが・・・)

バランスボールの上でつんさんを寝かしつけようとして交代で2~3時間バインバインして、やっと眠ったかと思って、親もベッドで寝ようとのぼる際の「ポキッ」というわずかな関節の音でさえも目覚める程でした。

そのため、当時は夜息を潜めて忍者のようにして暮らしておりました。

それほど時間をかけて寝かしつけしても、少しの物音で目をさますし、長く寝られなかったので、親は常に寝不足で、また出産後の精神的な不安定さもあり、当時は肉体的にもメンタル的にも厳しかったのを記憶しております。(いわゆる産後うつ的なものだと思います。)

そんなつんさんも現在3歳になり、新生児に比べれば格段に寝てくれるようになりましたが、他の3歳児に比べるとやはり睡眠が不安定な部分もあり、非常に早く起きてしまうことも多々あります。(4時台に目覚めます。)

そんなつんさんを見ながら、第2子の夜の面倒を一人でみるのは、肉体的にも精神的にも非常に厳しいと判断致しました。

つんさん

(4時台)起きですよー‼

つんさん

向こうの部屋行こう‼

ちゃす

まだ4時台だよ。お外真っ暗だよ。もうちょっとねんねして。

眠い・・・。

つんさん

やだ‼

4.会社の制度が整ってきたのと、他の方も取得していたから

つんさんが生まれたときは、私が勤める会社でも育休制度が整備されようとしていたタイミングでしたが、会社の規定ではっきり明記されていたのは、3日間の特別休暇が付与されるのみだけでした。

また、つんさん誕生の3ヶ月前に別の部署に異動になり、慣れない業務や異動先の職場で頼れる人がいない状況でした。

上長からは育児休業の制度が整備される予定(2週間~1か月程度取得可能)だから、人事に相談してみたらというアドバイスはいただいたのですが、休みの間の自分の業務は誰にお願いすれば良いのか等そこらへんも全て自分で調整しなければならなかったのと、育児休業を取得していた方がいなかったこともあり、その時は3日間の特別休暇を取得するのみでした。

ちゃす

アドバイスもありがたいですが、休業中の業務の調整等も協力していただけると部下としては、育児休業を取得しやすかったです・・・。

そもそも3日って短すぎる・・・。

3日間の休暇では、行政への届出と必要なものの買い出し位しかできず、正直全然足りませんでした。そのため、次回育児休業を取得するタイミングがあったら、今度はしっかり取得させてもらおうと思いました。

それから、3年の時が経ち、会社の規定に育児休業の規定が盛り込まれ、最長子供が1歳のなるまで育児休業を取得できる旨が明記されました。

また、育児休業を取得されている方の情報もちらほら私の耳にも入ってきておりましたので、出産予定日の6ヶ月前に上長に育児休業を取得したい旨を伝えて、今回7ヶ月の育児休業を取得しました。

5.父母が育休取得してもつんさんの保育園の継続可能なことがわかったから

つんさんは、0歳児から保育園に通っています。

当初は慣らし保育等あったのですが、当たり前ですが親と離れることに慣れていないため、終始泣いておりました。

また、保育園では飲まない、食べない等していたため、慣らし保育の延長がなされ、一時は保育園に預けるのが無理なのではないかと悩んだほどでした。

そんなつんさんでしたが、徐々に保育園に慣れていき、当初では考えられない位スムーズに保育園に行ってくれています。

もし、両親共に育休を取得することにより、保育園を退園しなければならないとなった場合は、私の方の育休は取得しなかったと思います。

事前に行政に確認したところ、申請書の提出を行えば、継続利用可能だということでした。

もし、同じように育休取得することにより保育園退園しなければならないのではないか等悩んでいる方がおりましたら、行政へ早めに相談することをおすすめします。

6.経済的な心配が少なかったから

これまで、夫婦共働きと投資、節約に勤しんできた甲斐もあり、現時点で総資産が6,000万円を超えている状況です。

また、育児休業中も育児休業給付金が支給されるため、全く収入が無い状況ではないため、今は働いてお金を貯めるよりも私も育休を取得して、妻ができる限り休んで体の回復を図れるようにすべきだと思いました。

【育児休業給付金支給金額】

休業開始時賃金日額×支給日数×67%休業開始時賃金日額×支給日数×50%
6ヶ月迄(~180日)6ヶ月以降(181日~)

育児休業給付について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

資産5000万円貯める迄に私たちがやったことに関する記事はこちらから↓

資産6000万円が貯まるまでの1年間の推移に関する記事はこちらから↓

育児休業を取得した旨を伝えた際の周りの反応

最初に育児休業取得したいと直属の上長に伝えたのは、育児休業取得の6ヶ月前でした。(2024年3月末)

丁度期末の面談(達成度報告)をする機会があったので、その際に妻が妊娠した旨と9月から、7ヶ月程度育児休業を取得したい旨を報告しました。

タイミング的には少し早かったかなとも思ったのですが、上長に個別&別室で時間を取ってもらうことに若干抵抗があったのと、期が変わってからだと新たな業務を担当する可能性があるため中途半端に受けてしまってもよくないと思い、このタイミングで行いました。(会社の規定では1か月前に報告すればよいとなっておりましたが、そのタイミングでは、引き継ぎ等の時間等もあまりとれず混乱することになってしまうため、早めに行いました。)

上長は50代後半で、育休取得等考える世代ではないため、どんな反応を示すか若干不安な面もありましたが、思い切って報告しました。

反応としては、思ったよりも否定的なものではなく、ほっとしたのを覚えています。

上長からは、主に以下のことをいわれました。基本的には引継ぎに関することが中心だったと思います。

50代上司の反応
  • 早めに報告してくれてありがたい。
  • 育休取得については承知したが、引継ぎはしっかり行うようにすること。
  • 既存の業務のリスト化及び具体的な内容の説明、対応時期等明確にすること。
  • 人事としっかりやり取りをして、手続き漏れが無い様にすること。

その後、2024年5月(ゴールデンウィーク明け)に他課員にも7ヶ月の育休を取得する旨を話し、今後の引継ぎスケジュール等の説明を行いました。

課員の皆さんも上長と同様、否定的な意見は少なく、ありがたかったです。

同じ部署の同僚の反応
  • 第2子が生まれる際は、育休取得したい旨以前より聞いていたので驚きはしなかった。(40代男性)
  • 寂しくなるが、復帰するまで何とか業務を滞りなくできるようにしておく。(40代男性)
  • そういう時代だよね。(50代男性)
  • 他の課の人も最近はちらほらとっているからね。(50代男性)

他部署の方にも直接関係のある人には育休取得の報告を行いました。

こちらについては、既婚でお子さんおられる方も多かったため、過去の経験も踏まえての意見が多かったような気がします。

他部署の方の反応
  • そんなに長い期間育休取れるんだね。自分の時はそんな制度なかったから、奥さんに文句をすごい言われたから仕事のことは忘れて、奥さんのサポートをしっかりしてあげた方が良い。(50代男性)
  • 旦那は子供が小さいとき何もしてくれなかった。そういう風に言われないためにも育休は取った方が良い。(40代女性)
  • 最近の男性は、育休取って偉いね~。(50代女性)

結果としては、否定的なことを行ってくる方はいませんでした。

まあ、否定的なことを面と向かって言う時代でもないからかもしれませんが、過度に恐れずに育休取得したい旨報告しても問題無いような気がします。

引継ぎのスケジュール感とやっておいてよかった事

私は、以下のスケジュール感で育休取得の報告及び引継ぎを行いました。

どのタイミングで行うのが正しいというのは無いかと思いますが、報告がや引継ぎの開始が遅くなりすぎると他メンバーにより迷惑をかけてしまうのではないかと思い、早め早めに行うことを意識しました。

そのおかげもあって、育休取得に際して、特段大きな混乱等は無かったように思います。

引継ぎのスケジュール感

時期内容備考
2024年1月頃妻の妊娠判明。育休取得の有無、取得期間等家族内で相談する。
2024年3月末上長に対して、育休取得したい旨報告する。引継ぎ資料作成、業務のリストアップ。
2024年5月上旬同僚含め、育休取得したい旨報告する。業務リストアップした資料の共有。
2024年5月中旬引継ぎ資料を基に同僚に引継ぎを始める。実質3ヶ月程度引継ぎ期間が取れました。
2024年8月下旬取引先及び社内関係者に育休取得する旨メールにて報告。
2024年9月~育児休業開始

やっておいてよかった事

  • 日ごろから自己の業務のマニュアル化を行っていた。
  • 早めに引継ぎを開始した。

日ごろから自己の業務のマニュアル化を行っていた。

仕事の内容にもよるかもしれませんが、私が行っていた業務の中には、行政への届け出等含めルーティンで行う業務も結構あったため、自分自身初めての業務を行った際には、できる限りマニュアル化しておくようにしました。

年に1回しか行わない業務等は、1年前どのように行ったか朧げな記憶のところ、マニュアルを見返すことによる、スムーズに業務を進めることができます。

また、振り返ってみてマニュアルで分かりづらいところがあればブラッシュアップを図り、より分かりやすいものにすることができます。

今回育休を取得する際も、これまで作成したマニュアルを元に説明を行えたので、引継ぎもスムーズに行えました。

また、マニュアルも同僚へ全て共有していたので、困ったらマニュアルを確認してみると言っていただける面もあったので、仕事のことを気にせず育休に専念できると思います。

早めに引継ぎを開始した。

一度業務内容を説明しても、これまでやったことのない業務の場合中々すぐに習得するのは難しい面があるかと思います。

今回は、引継ぎ期間として3ヶ月も確保することができたので、最初は各業務の説明を行い、次に実際に業務を行っていただき、最後に不明点があれば都度聞いてもらうといったようにできたので、しっかり引継ぎを行うことができたのではないかと思います。

また、たまたま社内のシステムの移行期間でもあり、課内では私が中心に業務の周到を図っていたので、こちらの業務も同僚に共有する必要があったため、時間的余裕があって本当に良かったと思いました。

育児休業期間中にやりたいこと

社会人において、仕事を辞めることなく、ここまで長期休暇を取得できる機会はそうそうないので、以下のことをやっておきたいなと思っております。

但し、育児休業期間ということで何のために休業したのかを忘れず、しっかり育児には取り組んでいきたいと思います。

  1. 色々な場所へ旅行へ行きたい。
  2. 社労士の勉強を継続しておきたい。
  3. ブログの内容充実を図りたい。
  4. 規則正しい生活を心がけ、心身の健康に注意したい。

1.色々な場所へ旅行へ行きたい。

普段働いていると土日や有休つつなげて旅行へ行く機会がありますが、どうしても平日に比べると割高になってしまい、旅行に行くのをためらってしまう面もありますが、今回は、平日に行くことも可能なので、色々な場所へ旅行へ行きたいなと思っております。

妻とも、以前からこの話をしており、それぞれ行ってみたい場所をリストアップして、これから行く場所を決定する予定です。

旅行に行ったら、本ブログにアップしていきたいと思います。

リゾナーレ熱海に関する記事はこちらから↓

グランドメルキュール那須に関する記事はこちらから↓

熱川ホテルカターラに関する記事はこちらから↓

アンダの森伊豆いっぺき湖に関する記事はこちらから↓

社労士の勉強を継続しておきたい。

子育てをしながらコツコツ継続している社労士の勉強を途切れさせることなく続けていきたいです。

今年初受験の予定でしたが、第2子の出産予定日と近く断念したので、来年こそは受験できるように隙間時間を見つけて勉強を継続していきたいです。

行政書士の試験に合格した際は、子供がまだいなかったため、土日や平日夜等結構勉強の時間を取ることができたので、やはり子育てしながらだと中々時間が取れず、継続するのが難しいですね。

ブログの内容充実を図りたい。

趣味で初めている本ブログですが、育休中に体験したことも含めて内容の充実を図り、ゆくゆくは収益化できるといいなあと思っています。

ちゃす

そんな日がくるのでしょうか?

まずは、50記事を目標に頑張りたいです。

規則正しい生活を心がけ、心身の健康に注意したい。

仕事から離れる期間が非常に長いため、規則正しい生活を心がけていきたいと思っております。

ちゃす

つんさんに強制的に5時前後には起こされるので、朝起きられなくなるということはなさそうですが。

また、仕事の生き返りや仕事中もいい運動になっていたとは思うので、何もしないままだと太ってしまうので、折を見てをお散歩する等、健康に注意したいと思います。

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